樽詰作業

【English】
Casking

杉で作った木清酒を詰めた後、銘柄などをプリントした菰を樽に巻き、とじ縄で絞めて菰冠樽を作る作業。

詳しくは以下の通り

①木樽の側面下部に清酒の出し口があり、この出し穴に打ち込まれている詰(ダボ)の上の方に銘柄印を押す。

②水または湯を樽の半分ほど入れ、しばらくおいて水漏れがないか調べるとともに、水で内部をきれいに洗った後、逆さ立て台に乗せて、十分水切りをする。

③所定量の清酒を鏡(樽上面の蓋)についている栓の穴より入れ、漏れがないことを確認し、栓の上に銘柄レッテルを貼る。

④次に銘柄商標マークをプリントした化粧菰をていねいに樽に巻き、とじ縄をかけて、菰冠樽が出来上がる。菰冠樽のことを本荷造りという。

なお化粧菰を巻かない木樽にレッテルを貼ったものを仮巻き、または裸と呼ぶ。

樽詰作業1

樽詰作業1

樽詰作業2

樽詰作業2

樽詰作業3

樽詰作業3

樽詰作業4

樽詰作業4