全国新酒鑑評会
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全国規模で新酒(吟醸酒)の品質を競う代表的な鑑評会である。品質が優れた出品酒に入賞、特に優れたものに金賞が授与される。結果は、酒類総合研究所のホームページに掲載され、初夏に東広島で開催される「製造技術研究会」で出品酒が公開される。
この製造技術研究会は清酒業界の一大イベントとなっており、製造業者はもちろん飲食業者、清酒愛好家なども参加する。また近年は東京でも入賞酒を公開する「清酒フェア」が開催されている。
第1回は、1911年(明治44年)に酒類総合研究所の前身である大蔵省醸造試験所が開催している。当時は酒税が重要な財源であったにも関わらず、醸造技術が未熟である蔵も多かった。技術の向上のために全国的な品評会の開催が必要であった。
旧醸造試験所・旧醸造研究所時代から長らく酒類総合研究所が主催であったが、2008年から日本酒造組合中央会との共催となっている。
![製造技術研究会1](http://www.nada-ken.com/main/jp/wp-content/uploads/2015/12/74bad3106a3d3cf1bcc538aac07bc397.jpg)
製造技術研究会1 (写真提供:独立行政法人 酒類総合研究所)
![製造技術研究会2](http://www.nada-ken.com/main/jp/wp-content/uploads/2015/12/86eb0e4d50baaa02587c17f349b25662.jpg)
製造技術研究会2 (写真提供:独立行政法人 酒類総合研究所)
![新酒鑑評会1](http://www.nada-ken.com/main/jp/wp-content/uploads/2015/12/212ffe37c13c6c22377c71c5e844a760.jpg)
新酒鑑評会1 (写真提供:独立行政法人 酒類総合研究所)
![新酒鑑評会2](http://www.nada-ken.com/main/jp/wp-content/uploads/2015/12/380f8e77295692f0e08a4042376f59e8.jpg)
新酒鑑評会2 (写真提供:独立行政法人 酒類総合研究所)